アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(922)「先週の仕手株動向」

今年1月、この連載で某中堅証券オーナーの横暴を取り上げたが、会社名は伏せていた。ところが、同じようなところが他にもあるようで、アクセスジャーナル編集部に現役社員から連絡があったそうだ。その社員は自社のことと思って連絡して来たが、「M証券」(実際は実名)といったら、うちではないと電話を切ったからだ。今回は、まずはそのM証券の続報から。
M証券では社長の好き嫌いで社員の給料が大幅に減らされたり、ボーナスも限りなくゼロになることも。経営が苦しいなら仕方ない面もあるだろう。詳しく書くと情報提供者が特定され迷惑をかけるといけないのでボカすが、しかし、社用車は高級車にグレードアップしたばかりか、自家用車もびっくりするほどの高級車に乗り換えたというから経営が苦しいわけではないだろう。
オーナー企業なので、外部の人間が口出しするのをどうかという見方もあるかも知れない。しかしながら、証券会社は金融庁管轄下の許認可業者だ。また東証会員でもあることから公共性の高い企業だ。例えれば電力、ガス、電鉄のような企業だ。ただし株主構成はオーナーの資産会社が20・5%、従業員持ち株会15・7%、一族であろう個人の合計が28・7%。オーナー一族で過半数を押さえていると思われるので、従業員はどうしようもないかもしれない。
22年3月期決算は、経常損益4億8900万円の黒字。大赤字ではない。自己資本比率も383%あり健全だ。そして株式配当金は多いようで、22年3月期の配当総額は5646万円。配当利回り11.5%の超高配当だ。オーナーに利益が流れる仕組みなのは明らかだ。
中小証券で組合はないと思われるが、従業員が団結して労働組合の支援を得てオーナーと交渉すべきだろう。
さて、本題の仕手筋動向に入りたい。

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