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<記事紹介>「『中国系仕手集団』頭目の正体」(『週刊新潮』3月23日号)+同記事でまだ書かれていない経済安保問題

 今週発売の『週刊新潮』のマネー欄で、「中国系仕手集団の頭目」=許振東氏(右下写真。 58)のことが書かれている。
内容から、今回記事は手始めで、今後、適時、この許氏が裏で関わるわが国の上場企業乗っ取りや企業買収のことを報じて行くようだ。
本紙では、この許氏のことを2021年1月から報じており、関連記事はすでに40回近くになる。
大手マスコミでもようやく注目しだし嬉しい限りだ。
この許氏、習近平政権での反腐敗キャンペーンの下、実質、中国を追放され2017年に日本にやって来た。
もっとも、前の江沢民国家主席に近かったようで、政治的思惑もあっての追放ともいわれるが、現在も出身の北京大学傘下の大学ベンチャー「北大青鳥集団」の裏ボスとされ、そこから引き出す豊富な資金がありその実力は侮れない。
それを実感させたのが、当時の安倍晋三政権ももしやと調査をしたとされる「東京機械製作所」(6335。東証スタンダード。東京都港区)。失敗したが、同社は「読売」など主要紙の印刷所の印刷機メーカーだったので、わが国マスコミを押さえようとしているのでは、と勘ぐられたからだ。
 そして、現在は大手宝飾メーカー「ナガホリ」(8139。東証スタンダード。東京都台東区)の乗っ取りの裏にいるともされる(ただし、本日開催の臨時株主総会では株買い占め側の役員総入れ替え議案は否決された)。
この2社に関しては、今回の新潮記事でも触れているが、実は今のところまだ触れられていない、まさにわが国経済安保上はるかに重大な案件に許氏が関わっているとも。どの程度かは不明ながら、接点があるのが紛れもない事実だ。
それは、わが国における太陽光発電所利権案件。
俯瞰すると、今世間を騒がせている三浦瑠麗の夫にも関係して来る。

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