アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(918)「中国仕手筋裏ボスに逆風強まる」

この数年、企業IRへの苦情、証券取引等監視委員会(SESC)への情報提供が増えているという。しかし、そのほとんどはどうでもいい内容。株式投資で損をしたのはIRの責任ではなく、買った本人の自己責任が基本だ。また、インサイダー的なことを聞き出そうとする投資家もいるが、これではIR担当者も気の毒だ。SESCへの情報提供は、根拠があやふや、株価下落の責任転嫁などやはりどうでもいいような内容が多いという。これはSESCが大物狙い、企業社員の内部情報に重点を置き、市場での不正を後回しにしている責任もあるのではないか。
特に「風説の流布」に関しては、流した本人がその銘柄の売買をしていなかったら疑いは限りなくゼロでは。
ところで、東証は中国系仕手筋への締め付けを強化しているが、これは行き過ぎに感じる。筆者が確認したところでは、「三ッ星」(5820。東証スタンダード。大阪市中央区)を買わせないという(冒頭写真は同社株価チャート)。現物でさえ買わせない。中国系といっても、目立つ人物は帰化しており日本人だ。東証は三ッ星だけ買わせない理由を明示すべきではないか?
なお、中国系仕手筋は三ツ星こそ買わせてもらえないものの、動きは活発のようだ。

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