アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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本紙指摘「再生可能エネルギー」関連詐欺話で逮捕――大手マスコミで報じられなかったこと

 熊本県警はまず昨年10月、鹿児島県姶良市の会社代表だった谷口慶一郎容疑者(50)を詐欺容疑で逮捕。関係者によれば、その後、起訴になっているという。そして12月5日に同じく詐欺容疑でまた逮捕されている。
大手マスコミ報道によれば、どちらも太陽光発電用のソーラーパネルの代理店をやっていると嘘をつき、「資金を出してくれれば、パネルの仕入れ代金に利益を上乗せして返金する」と虚偽の投資話を持ちかけ、1回目逮捕の熊本県益城町の会社役員からは現金約540万円、2回目逮捕の熊本市の会社役員からは約2000万円をパネル購入代金名目で騙し取ったという。
本紙はこの谷口容疑者の投資詐欺話につき、2018年8月段階で記事にして被害が拡大しないように警告していた。
その記事を見てもらえばわかることだが、谷口容疑者の投資詐欺は、今回逮捕容疑になった太陽光発電より、風力発電に関する方が被害は大きいと思われる。しかも、こちらの方は国立大学の特任講師が共犯の可能性がある(被害者によれば、事件発覚後、解雇されているとのこと)上、その特任講師の大学内事務所に代理店希望企業の者を招き入れていたというのだから、そうなると、単なるチンケな詐欺話ではなくなって来る。
だが、風力発電投資に関してはまったく報じられていない。
どういうことか?

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