「週刊報道サイト」の佐藤昇、逮捕される(2)大手マスコミでも追加報道

　本紙で昨晩報じた「週刊報道サイト」の佐藤昇容疑者（50）の逮捕だが、警視庁は本庁マターでないしょぼい事件だからということか、広報していないものの、それでも本日になり、大手マスコミでもフジＴＶなどで報じられている。
本紙指摘通り、逮捕したのは警視庁四谷警察署で、容疑は偽計業務妨害。佐藤容疑者は恐喝、恐喝未遂（当初は６億円要求）容疑で執行猶予中だったが、その被害者弁護士につき、銀行に、「暴力団を使う経営者がいる会社におカネを融資していいのか」などと手紙を送りつけるなどして業務を妨害した内容も本紙既報通りだ。
「日刊ゲンダイ」ＤＩＧＩＴＡＬは「自称・ジャーナリスト」と報じているが、本紙既報通り、佐藤容疑者の実態は報道を利用した恐喝屋だから、まさに自称だ。
真面目なジャーナリストにとっては、迷惑この上ない。
　だが、実際にはこの佐藤容疑者の協力を得て本を出版した著名週刊誌（元）記者、情報交換を頻繁にしていた著名ジャーナリストなどいる。中込秀樹弁護士（＝横写真。元名古屋高裁裁判所長官）もそんな一人で、佐藤容疑者はそうした者との交流をひけらかして信用づけに利用していた。その罪も重いと、この際言っておく。