アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<ミニ情報>「町長から性被害」告訴の元町議を虚偽告訴などで在宅起訴――背後に温泉利権?

 配信が遅くなったが、前橋地検は10月31日、群馬県草津町の元町議、新井祥子氏(53)を虚偽告訴と名誉棄損罪で前橋地裁に在宅起訴した。
新井氏は2021年12月、黒岩信忠町長(75)に町長室で性的暴行を受けたとして強制わいせつ容疑で告訴した。これに対し、黒岩町長は「虚偽告訴だ」として告訴。新井氏の告訴については、嫌疑不十分で不起訴になっていた。
大手マスコミは、今回の在宅起訴の件を一斉に報道済。
だが、この事実だけでは、なぜ、こんな事態になったのか読者は理解不能だろう。
実際に強制わいせつ行為はあったが、現職町長の犯罪だけにうまく逃れ逆襲に出たとの見方も出来る。一方、虚偽告訴が事実だとすれば、なぜ、元町議はそんなことをしたのかと思うはずだ。
本紙・山岡は新井氏が告訴する前の21年10月に現地取材。その結果、「日本三名泉」の草津温泉の利権を巡る政治的背景があるのではないかと、連載中の月刊誌で報じていた
伊藤詩織さんのケースと異なり、新井氏が町長を告訴したのは、性被害を受けたとする時から実に5年も後のことだった。

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