アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「『スルガ銀行』大株主に、本紙指摘のあの人物」

スルガ銀行」(8358。東証プライム。静岡県沼津市)といえば、シェアハウス向けなどの不正融資問題で異例の半年の一部業務停止命令を19年4月まで受けたかと思えば、20年3月には、不正な融資で過大な借り入れをしたシェアハウス所有者に対し物件を手放せば借金を帳消しにする(総額約440億円)と正式決定するなど、何かと話題に事欠かないい地銀。
そのせいもあり、実際、それまで2000円台だったスルガ銀行の株価は5分の1以下に急落し、今も400円以下という状況だ。
だが、そこは腐っても銀行。赤字決算になったのは19年3月期だけで、その後は大幅黒字になっているのに目を付けたのか、今年3月、突如、10位内に登場した株主がいる。
しかも、腐ってもそこは銀行、10位内となれば、軽く数十億円は投じないとなれないものだ。

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