アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(900)「新たな中国系仕手集団買い集め銘柄」

本題の前に、「新生銀行」(8303。東証スタンダード。東京都中央区)の行方について筆者が考えたことをお伝えしたい。
SBIホールディングス」(8473。東証プライム。東京都港区)の10月21日IRによると、完全子会社「SBI地銀ホールディングス」は新生銀行普通株を追加取得し50・05%になった。50%を超えたことで、新生銀行はSBI地銀HDの持ち株会社となる。新たな大株主構成を見ると、後は自己株20・8%、預金保険機構10・4%、整理回収機構整理7・7%など。この4名義を合計すると88・9%となる。90%手前で止めたのが重要。
90%超えると「スクイーズアウト」という制度(冒頭写真)が利用できる。
スクイーズアウトとは、少数株主から株式を強制的に買い取ることができる制度だ。反対派を強制的に排除できる。SBIは将来、この制度を利用し新生銀行を非上場化するのではないだろうか? そして、非上場にしたことで、国が保有する株式を買戻すことが可能となるため公的資金返済となるわけだ。
さて、本題に入ろう。
中国系仕手集団に新たな動きが出て来た。

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