アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<ミニ情報>本紙で「中国仕手連合」仲間と報じた直後――「ワイエスフード」の主要株主に関する訂正

 本紙は10月4日、「ワイエスフード」(3358。東証スタンダード。福岡県田川郡香春町)の主要株主に9月22日、16・47%で、「江川源」氏なる者が登場したが、この人物は、近年、複数の上場企業の経営権を握ったり、握ろうとしている「中国仕手連合」の動きがあるが、その仲間で、ワイエスフードも狙われている可能性がある旨報じた。
そうしたところ、翌5日、そのワイエスフードのHPで、江川氏の保有割合は10%未満で、主要株主には該当しないと訂正するIRが出された。
そこで、念のために「EDINET」を確認すると、江川氏はワイエスフード株取得資金1億4750万円すべてを「ワンアジア証券」から借り入れたとしていたのを、まず10月4日、別の証券会社との訂正を出していたことがわかった(*本紙が冒用記事を出したのは同じ4日でも午前0時44分)。
そして翌5日には、9月22日に出した「大量保有報告書」(=16・47%所有したこと)は「間違って提出したので、取り下げます」との訂正報告も出ていたことがわかった。
手前味噌かも知れないが、本紙報道に江川氏がビビッて、ということはないのか?
そもそも、自分が購入した株数を大幅に間違えたり、資金の借入先を間違えたりするだろうか? 一般には、あり得ないことだ。

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