アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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競技ダンス「100年に一度の天才」を潰す、稲川JBDF会長の疑惑(2)入管法違反、JASRACとの癒着疑惑

間がずいぶん開いてしまったが、本紙では今年7月26日、わが国の競技ダンス(カップルで踊り競う)界において最大規模を誇る「日本ボールルームダンス連盟」(JBDF)の稲川素子会長兼代表理事(88。冒頭写真)の疑惑を報道。
その第一弾記事では、稲川氏が所有する千葉県館山市郊外の固定資産税逃れ疑惑を報じた
早速、反応があり、7月28日には、JBDFと共にわが国競技ダンス界3大団体の一つである「日本ダンス議会」(JDC。楠潤一郎会長)がHPにおいてこの本紙記事を取り上げ(下写真)、稲川氏にそういう疑惑報道が出ることは、競技ダンス「100年に一度の天才」を潰すとのタイトルで藤井創太選手に対するパワハラ報道を報じた『週刊新潮』(7月7日号)などに続き、わが国ダンス界関係者に不安を与えるもので遺憾であり、これら疑惑の調査を行い公表し、関係者の不安を払しょくして欲しいと報じている。
だが、稲川氏の疑惑はまだある。
JBDF組織としての疑惑もあるのだが、それは第3弾で報じることにして、この第2弾記事では、稲川氏個人のさらなる疑惑につき報じる。
この前に、藤井選手に対しては、前出『週刊新潮』では、競技ダンスの3大団体として覇権を争うなか、藤井氏がJBDFに対抗、そして本紙の稲川氏記事をHPで取り上げたJDCが主催する今年2月の「アジアオープンダンス選手権大会」(藤井氏はアマチュア部門で優勝)に出たため、3月の自分のところ主催の「スーパージャパンカップダンス」に出場させなかったのではないかとの内容だが、他にもあるというのはある業界関係者。

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