本紙既報の通り、『週刊ポスト』は昨5月9日に発売された5月20日号で、総合格闘技団体『RIZIN』(榊原信行代表)に関する特集記事(4P)を“爆弾スクープ”として出している。
その内容を簡単にいえば、榊原代表は、厄介な交渉をサポートするトラブルシューター的Y氏なる者をRIZINの顧問のような立場で使っており、そのY氏は暴力団と交際しているとされる。
『週刊ポスト』記事タイトルの「反社交際音声」とは、榊原代表と知人の会話とされ、そのなかで榊原氏自身がY氏をRIZINの顧問的立場で使っていることを認めているだけでなく、知人の「Y氏は〇〇会の〇〇(音声では実名)との付き合いがあるのか?」旨の質問に「そうです。知っています」と答えている。
そして、その「反社交際音声」が流出しないようにしてもらうために、榊原氏はその音声記録を聞かせたジャーナリストX(=本紙既報記事のS氏)に500万円を支払ったという。
ただし、RIZIN側はそれは恐喝だとして刑事告訴している。また、Y氏自身はポストの取材に対し、自分は反社ではないし、榊原代表がもし自分を反社のように言っているのが本当なら、榊原代表を「名誉棄損で訴えなければならない」と完全否定している。
ところで、このポスト記事、肝心のそのY氏が誰なのか実名を伏せている。
実はこのY氏、過去に何度も世間を騒がせたことがある、多少の芸能通なら「あの人か!?」と思い当たるだろう人物なのだ。