投資家はアベノミクス以降の新興・小型株相場での成功体験から抜け出せず、未だにグロース市場やIPO銘柄に群がっては損失し続けているのが現実だ。
株価が上がらないのは世界的な金利上昇に金融緩和縮小のためであって、岸田政権が悪いのではない。逆に「NTT」、「三菱重工」などこれまで注目されてなかった大型株は年初から堅調に推移しているので全銘柄が悪いわけではないのだ。
さて、ハコモノ仕手株はどうか? 新興・小型株は言ったように惨敗だ。ところが、あのトンピンさんがツイッターで復活して話題になっている。まだ5月6日に一度ツイートしているだけだが(20年6月25日以来)、「UPDATE 78%」というツイート映像は何やら近く本格稼働の予告の様子が。また、トンピンさんのツイッターをフォローすると自動だろうが即座に「フォローありがとうございます。また、近く〇〇登録させていただきます」とお礼のメールが来た。
トンピンさんが具体的な銘柄を載せるだけで、恐らくストップ高になることだろう。筆者は増資マフィアではなく、市場で勝負するトンピンさんは頑張ってもらいたいと思っている。増資マフィアとその周辺の株価操縦は見て見ぬ振りで、市場で堂々と勝負していたトンピンさんを捕まえるのは大いに疑問に感じる。