アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<書籍紹介>『偽装、捏造、安倍晋三』(佐高信著。作品社)――本紙スクープ・安倍自宅放火未遂事件の真相も紹介

 景気動向指数は悪化の一途を示し、実感のない「捏造」された好景気はついに破綻を始めた。「ウソ」で固められた安倍政権とその政策を、徹底的に斬りまくる――ご存じ、辛口評論家として著名な佐高信氏のこの著書は、すでに2019年6月に出版されたものだ。
それをなぜ今ごろ紹介するかというと、偽装、捏造を重ねた安倍晋三元首相は反省、謝罪し政界から身を引くどころか、そんな者が今、「まるで総裁気取り」だからだ。
この4月末に出たある総合情報誌の情報欄にも、「『まるで総裁気取り』安倍元首相に厳しい目」とのタイトルで、こんな記述がある。
「首相・岸田文雄の周辺から、『増長ぶりが目に余る』と厳しい目が向けられるのは元首相の安倍晋三だ。
ロシアのウクライナ侵攻後、持論の憲法改正をめぐって『俄然、意気軒昂』(官邸筋)となり、『改憲に前向きな国民民主、維新に賛成してもらいながら(国会発議に必要な衆参両院の)3分の2を何とか構成して行きたい』と述べるなど、『まるで党総裁気取り』(同)の発言が目立つ」
加えて、自民党安保調査会がまとめた提言を巡っては「攻撃対象を基地だけでなく敵国中枢にもすべき」と、国是の「専守防衛」を逸脱した主張。また米国との「核共有」も言い出し存在感を高めている。そもそもプーチン・ロシア大統領を増長させた背景の一部に安倍外交があったはずだが、安倍氏にそのことに対する反省の色はかけらもない。
本書を取り上げるもう一つの理由は、この書籍のなかで(24、25P)、本紙・山岡がスクープした安倍自宅放火未遂事件のことを2頁割いて、実にコンパクトにまとめて取り上げていることに、本紙・山岡は本日、書店で書籍を覗いていてたまたま本書が目に止まり、めくって気づいたからだ。
その2頁の部分を以下に転載しておく。
 大手マスコミはこの重大疑惑を一切無視したが、民主主義の基本である選挙で不正を行うような人物は、そもそも首相以前に政治家になる資格がないと考える。
(1800円+税)

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