アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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政治資金を捻出するため? 麻生派議員顧問の詐欺疑惑

 麻生派議員とは、塚田一郎衆議院議員(58。冒頭写真。比例北陸信越ブロック。麻生氏の元秘書)を指す。
衆議院議員としては1回生ながら、その前に新潟県選挙区から参議院議員として2回当選している。
麻生派所属ということもあってだろう。第4次安倍改造内閣で内閣・国交・復興各副大臣を務めたが、それで調子に乗ったのか、親分の麻生太郎副総理(当時)、その麻生氏とタッグを組んでいた安倍晋三首相(当時)の利権に関する発言をし、大騒ぎを引き起こした御仁だ。19年4月のことだった。
その影響もあってのことだろう、同年7月の参議院選挙では落選したものの、21年10月の衆議院選挙では鞍替え立候補し、小選挙区(新潟1区)では敗れたが、比例区で復活当選していた。
この塚田氏が参議院議員時代に、塚田氏の「顧問」の名刺を示し、「政治資金を捻出するための会社を興す予定なのだが、資金が足りないのでお借りできないか」と借財を申し入れた人物がいた。
しかし、返済は一切なされず、貸した者は提訴。満額支払えとの判決が確定している。だが、今現在も一銭も支払われていない。
そこで本紙では塚田氏に取材申し込みをしたが、期限までに回答はなかった。少なくとも現在無関係ならそう答えた方がベターと思うのだが、取材拒否ということは、この顧問は塚田氏と今現在も関係があるということなのだろうか?

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