本紙では年初の1月5日、「『アサヒ衛陶』を“乗っ取った”星野会長と、介入する反市場勢力など」というタイトル記事を報じている。
衛生陶器、水栓金具中堅「アサヒ衛陶」(5341。東証2部。大阪市中央区。疑義注記)で、20年9月の増資で新たに株主になった(その後売却も、別名義で関係者分も併せると約40%保有の模様)星野和也氏、前経営陣を退任させ、昨年11月26日に代表取締役会長に就任している。本気で再建を目指すながら結構なことだが、「反市場勢力」といっていい者と組み私的利益のために新規事業をやろうとしているとの情報もあり、大丈夫かと問題提起した内容だ。
この記事は関係者の間で反響を呼んだようで、その後、本紙に株主や従業員から情報提供があった。
そのなかで、仲間割れしたのか、星野氏と共に、昨年11月26日に代表取締役社長に就任した尾端友也氏が、すでに実質、解任されているという有力情報が入って来たので追加報道する。