アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(688)「兜町地場証券社長に重大疑惑の過去」

 7月9日、この連載で、「ヤマゲン証券」が香港系資本の傘下となり社名も「マディソン証券」(東京都中央区)となったことをお伝えした
その後、兜町界隈からいろいろと情報が寄せられてきたので紹介しよう。
ヤマゲンを買収したマディソンはワインなどを扱っており、香港市場に上場で時価総額はざっと700億円。マディソン証券の51%を保有。つまり子会社だ。
そのマディソン証券社長のY氏は日興証券出身で、成瀬証券社長をしていた。その後三京証券の部長となり、ヤマゲン証券社長、マディソン証券社長と現在に至る。
話によると、同社は今後、M&Aなどに特化した金融会社を目指すという。
もっとも、これまでヤマゲンといえば「仕手筋ご用達」証券としてそれなりの存在感があり、一部では支持を得ていた。ところが、M&Aに特化することから外務員を中心とした個人営業部門を閉鎖する方針のようだ。
その一方で、香港マディソン社はあの「リミックスポイント」(3825。東証2部)の仮想通貨交換事業の子会社「ビットポイントジャパン」の株式をリミックスから20%譲渡されている。

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