アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「出前館」創業者が、貸金請求事件の被告に(続)

 本紙では、宅配・デリバリー最大手「ウーバーイーツ」(米サンフランシスコ市)とわが国で覇権争いをしている「出前館」(2484。JQ。東京都渋谷区)の創業者、代表取締役(1999年9月~02年1月)でもあった花蜜幸伸氏(冒頭写真。52)ともあろう者が、1000万円の借金を返せず、11月に提訴されていたことを12月7日に報じた
その花蜜氏は出前館創業の実績を買われ、現在も講演活動を行ったり、経営者同士を結びつけたりするNPO法人「日本元気丸」代表などとして活動しており公益性もあると判断したからだ。
ところが花蜜氏、本紙記事が出た後、返済したいのに出来ないのは原告のせいとも言わんばかりの言い訳を関係者にしているということで、原告らが激怒し、新たな情報を本紙に提供して来たので追加報告する。
その前に、前回記事で誤りがあったので訂正すると共に、この場を借りてお詫びします。
それは、出前館の代表を20年11月まで務めていた中村利江氏と「キトプランニング」という出前館の元大株主の売却益を巡る件で花蜜氏が中村氏を提訴したが完全敗訴したと記した点。
花蜜氏が中村氏を提訴し、花蜜氏が完全敗訴していたのは事実。ただし、それは売却益を巡る件ではなく、この間、出前館をここまで大きくした優れた経営者と中村氏を好意的に取り上げた記事がたくさん出ているが、そのなかで結果的にしろ花蜜氏自身がダメな経営者と印象づけ名誉及び信用を毀損されたなどとして、マスコミ側ではなく、インタビューに応じたり、記事のチェックをしたはずとして中村氏個人に損害賠償請求と謝罪広告掲載を求めた内容だった。

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