アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

特捜部が密かに狙う日大ルート・安倍利権!?

 東京地検特捜部が捜査を行っていた日本大学元理事・井ノ口忠男被告(64)と、医療法人「錦秀会」前理事長・籔本雅巳被告(61)の背任事件は、日大のドン・田中英寿理事長(74)の脱税事件に発展し、田中容疑者は11月29日、5300万円の所得税法違反(過少申告)で逮捕、そして12月1日に開催された日大の臨時理事会で田中容疑者の理事長辞任が承認されたのは大手マスコミ既報の通り。
特捜部は共謀を立証できる証拠は得られていないとして、田中容疑者の背任容疑での立件は見送った。しかしながら、脱税容疑で逮捕できたのは国税当局と合同で捜査を進めていることに加え、両被告特に籔本被告が田中容疑者への資金提供を供述、籔本被告の移動記録などの裏付けを取った結果だろう。
井ノ口被告は田中容疑者の側近として、籔本被告は巨大医療法人のトップとして共に愛人を抱えるなどし「我が世の春」を送っていたが、これという信念も大義も持たない故、逮捕されるや一転、自己保身に走り、すぐに口を割ったということだろう。
そして、実はそのなかには、安倍晋三元首相に関するものもあるというのだ。
安倍元首相は籔本被告とひじょうに親しい関係にあり、その籔本被告の紹介で井ノ口被告→田中容疑者と繋がって行くことは本紙で既報の通りだ

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