アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<芸能ミニ情報>第70回 いよいよ証人尋問――暴力団関係者に閉鎖に追い込まれたと提訴した芸能プロ社長

 昨年6月、東京地裁に提訴されたこの損害賠償事件(請求額は6600万円)、8月24日に証人尋問が行われることが決まり、注目されている。(冒頭写真=訴状)
原告A氏はエイベックスでEXILE、倖田來未、AAAなどを担当し、約10年前に芸能プロダクションを立ち上げていた。その芸能プロダクションでも桑名正博、ソニン、森下悠里、島田陽子などのマネージメントを手掛け、エンターテイメント業界内で信頼される地位を確立していたという。ところが、13年2月ごろ、知人を介して身分を隠した暴力団関係者と知り合ったばかりに、違法な引き抜き行為などをされた挙句、業界内で信頼を失い、約1年後、その芸能プロは閉鎖に追い込まれたという。
被告B氏が暴力団関係者なのは明らかだ。
05年4月、被害総額20億円を超えるオレオレ詐欺のリーダー格として逮捕され、その後、服役している。その逮捕時の肩書きは現役の暴力団組員だった。
さらに不起訴にこそなったものの、16年12月、被告B氏は恐喝未遂で逮捕されているが、その被害者は原告のA氏。
この恐喝未遂の際、B氏があの六本木金属バット撲殺事件を引き合いに出し、「あれ、オレの仲間がやったんですよ」などとスゴまれたという。

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