本紙でも既報のように、「Nuts」(ナッツ。20年9月破産手続き開始決定。同10月ジャスダック上場廃止)の株価を吊り上げるために、富裕層向けの会員制医療施設事業にシフトするが、その前売りの会員権が売れていると虚偽の情報を開示していた金融商品取引法違反(偽計)の事件で起訴されている主犯の2人に対する検察側求刑が11月15日、11月19日にあった。
11月15日にあったのはナッツ元社長・森田浩章被告(冒頭左写真。52)、19日は大株主で元会長の長谷川隆志被告(同右写真。56)に対して。
森田被告は懲役2年、長谷川被告は懲役2年6カ月だった。