アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「維新」候補者の差別発言等でPTSDに(2)――『週刊文春』で暴行の件が報じられていた

 本紙で10月16日に報じたところ、大きな反響を呼んでいる、10月7日付で、大阪地方検察庁に、「維新」公認で大阪1区から衆議院選挙に立候補する井上英孝氏(右下写真。当選3回)を侮辱罪、暴行罪、並びに傷害罪で告訴した件だが、『週刊文春』が過去、「維新は『犯罪』のデパートだ!」と題する4頁特集記事を組んだなかで、この件を取り上げていたことが判明した。
本紙が取材した、事件現場にA子さんと同席した友だち経由で相談に乗っていた者は、『週刊文春』記事が出ていたことは聞いていないとのこと。A子さんの担当弁護士からもそんな話が出ていなかったし、その記事が告訴状に資料として添付されているなんてこともなかった。
 だが、本紙で告訴の件を報じたところ、読者から情報提供がありわかった。さっそく、同記事を取り寄せて見たところ、同記事の内容は、今回の告訴の内容と1点を除いて一致した。
その1点とは、井上氏が食事会の席で、A子さんに「実家はどこ?」と聞き、A子さんが「東大阪なんです」と答えたところ、「東大阪はエタ、ヒニンの集まり」等と突然言い出した部分が抜けていたこと。
だが、これは余りに内容が内容なので、週刊文春の方で省いたのかもしれない。だが、その発言の後、パンを投げつけたり、テーブルの下で足を蹴って来たのは同じだ。

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