アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「維新」候補者の差別発言等でPTSDに―― 大阪地検に侮辱罪等で告訴

現在、主婦であるAさん(41)が、10月7日付で、大阪地方検察庁に、次期衆議院選挙(10月19日公示、31日投開票)で大阪1区から出馬予定の井上英孝氏(=冒頭写真。50。維新。当選3回)を告訴していたことがわかった。
容疑は侮辱罪、暴行罪、並びに傷害罪。
告訴状によれば、A子さんは友人の誘いで美味しいものを食べようと、大阪市中央区の創作イタリアンのお店(現在は閉店。下写真は入居していたビル)の食事会に出向いたところ、同じテーブルの向かいの席に、当時、大阪市議会議員だった井上氏が座っており、「実家はどこ?」と聞かれた。
 そこで「東大阪なんです」と答えたところ、「東大阪はエタ、ヒニンの集まり」等と突然言い出され、また、急に告訴人やその臨席の女性にパンを投げて来て、「食え」、「俺が施しているのに、何で食われへんねん」等と罵声を浴びせ、食べることを断っていると、テーブルの下の足を踏んだり、蹴られたりされたという。
それだけではない。
さらに以下に述べるように暴行、その後も嫌がらせと思われる行為を受けたことから、結婚した現在も心的外傷ストレス障害(PTSD)に苦しんでいるという。
こうしたなか、しかし、井上氏は何事もなかったかのように振る舞っており、このような「あからさまな差別的言辞を浴びせる者が、国政を預かる全体の奉仕者である国会議員になっていることが不相当であり、人間としても、有権者として許せず、告訴に及んだ」(告訴状より)という。

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