本日発売された会員制情報誌『FACTA』の記事が、警視庁詰め記者の間で話題になっている。
同誌は今年2月号で「日大理事長『田中』と裏社会」なるタイトル記事を出し、同記事において、わが国最大のマンモス大学・日本大学の理事長である田中英寿氏を警視庁がマークしていると報じているが、2カ月後の今回記事では、2月21日には、警視庁が捜査体制を拡充し、ついに任意ながら日大に立ち入り。また、同じく任意ながら関係者の事情聴取もやっていると報じている。
おまけに、2月号で警視庁がマークしているというのは田中理事長だけだったが、今回記事では総長の大塚吉兵衛氏(横写真)も。また、捜査するのは暴力団担当の組織犯罪対策部だけでなく、贈収賄事件などを扱う捜査2課も入っており、日大の校舎などの入札に絡む件を調べていると極めて具体的に述べているのだ。
(冒頭写真=『FACTA』2、4月号記事)