アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「正圓寺」乗っ取り事件――代表役員巡る仮処分は2件とも乗っ取り側敗訴。事件化へ弾みか

本紙で追及している、大阪の地元では「天下茶屋の聖天さん」と親しまれ、1000年以上の歴史を誇り、また3000坪もの敷地を持つ「正圓寺」(大阪市阿倍野区)の乗っ取り事件だが、つい先日、仮処分事件ながら決定があり、2件とも乗っ取り側が敗訴していたことが分かったので追加報告する。
この件を巡っては、辻見覚彦住職が、乗っ取りの首謀者と主張する不動産会社「ゼフィア」(大阪市淀川区)の中務稔也社長(冒頭写真)らを詐欺容疑で刑事告訴しすでに正式受理になっているが、辻見住職側は今回の仮処分決定で事件化に弾みがつくのではないかと期待する。
この仮処分、1件は前出・詐欺容疑で社長と共に告訴されている三野康行専務が、正圓寺と代表役員の辻見住職を相手取り、辻見住職は正圓寺の代表役員でないことを仮に認めることを求めたもの。
もう1件は、正圓寺側(辻見代表兼住職)が、逆に三野専務は正圓寺の代表役員でも、責任役員でもないことを仮に認めることを求めたもの。
8月27日、大阪地裁第4民事部の谷村武則裁判官は、1件目の三野専務の申立は棄却、もう1件については、正圓寺側(辻見住職)の申立通り、三野専務は現在、同寺の責任役員、ましてや代表役員の地位でないことを仮に定めるとした。
そして、仮処分といえど、この決定を見ると、本紙はこの両者の争いを“乗っ取り”と見て報じているが、それを裏づける内容となっている。

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