アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<記事紹介>「『殺人盛り土』2人のワル」(『週刊新潮』7月29日号)

紹介が遅くなったが、先週発売の『週刊新潮』(明日には新しい号が出る)は4ぺージの特集を組み、例の熱海土石流事故の原因とされる盛り土の前所有者、現所有者2人の実名と顔を明らかにしている。
本紙ではすでに7月15日、2度に渡り、実名、顔を明らかにして報じているので、これを機会に見ていただければ幸いだ。
あれだけの大きな災害だ。人災とハッキリすれば民事は無論、刑事事件化も必至とはいえ、今のところ、まだ具体的な動きはない。
とはいえ、静岡県副知事が記者会見で「人災」と示唆。そして、「盛り土」が崩れたことが大きな被害を出し、しかもその盛り土は産廃物が混じる“違法”な盛り土であり、その責任は前所有者だけでなく現所有者にもある可能性があるとして現在情報収集していると明らかにしているのだ。
新聞などの「記者クラブ」所属大手マスコミは事件化しないとまず実名報道しないが、情報の信頼性が高ければその前に報じることもマスコミの重要な役目であることはいうまでもないだろう。
『週刊新潮』といえば、未成年者でも凶悪事件の場合、実名を晒す報道で有名。それは疑問ながら、今回記事では遺族の無念、怒りの声を拾い、法律専門家にどんな法律に該当し得るかも聞いており、週刊誌ジャーナリズムの面目躍如以外の何者でもない。

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