アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<芸能ミニ情報>第89回「フローレンスと細木数子事務所の共同事業につき批判の声も」

特定非営利活動法人「フローレンス」(東京都千代田区。駒崎弘樹理事=冒頭写真左人物)は貧困や病気、DVなどの課題を抱え困難な環境にある子育て家庭の支援に取り来んでいるという。
2004年4月設立。
19年度の同法人への寄付は約2億4600万円、助成金は約16億円、それに事業収益が約11億6000万円でその総経常収益は30億円を超える。資産も増えており6億円以上ある(18年3月末現在)。
スタッフも600人以上いるそうで、その手の支援団体としてはわが国最大規模だ。
そのフローレンスが、「細木数子事務所」(東京都新宿区)から寄付を受け、上記のような親子のための避難場所となるシェルター立ち上げに向けた実証実験を開始しますとIRしたのは20年12月25日のことだった。
このプロジェクト、順調に進んでおり、施設の性格上詳細は明らかにできないが、すでにシェルター建設場所は確保。そして建設、受け入れスタッフのトレーニングなど行っているという。
だが、本紙の元には、関係者から、「ひじょうに問題がある。NPO法人の社会貢献によって築かれて来た信用を失いかねない行為であると思います」といった批判の声が来ている。
それは、83歳になったとはいえ、未だ健在である占術家、新興宗教家の肩書も持つあの細木数子氏の存在を抜きには考えられないだろう(細木事務所を経営するのは「薫白桑」=東京都新宿区=という有限会社。細木数子氏が取締役だったが、18年10月末辞任。現在、養子で後継者の細木かおり氏(40。冒頭写真右人物)の夫ともいわれる細木浩太氏が代表に就いている。かおり氏は取締役)。

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