現在発売中の『週刊文春』が、山尾志桜里衆議院議員(46。国民民主党。当選3回)の不倫相手弁護士の前妻が、昨年10月に自殺していた事実を報じている。
予備知識のない方は、「前妻」と聞けば、それがどうした? と思われるかも知れない。
確かに、自殺した時は前妻。だが、相手弁護士と、山尾議員は互いに相手も子どもいながらつきあい(つまりW不倫)、その後、相手弁護士は離婚を突きつけ前妻と別れ(17年11月)山尾議員との関係を続け、かつ、子どもの親権も前妻は難病を抱えていたことから相手弁護士に取られ、<山尾さんのせいで、全てを失いました>と週文に手記を寄せており、自殺の原因がそこにあるとすれば、見方は変わるのではないだろうか。
本紙がこの件を取り上げたのは、一つには「親権問題」の連載をやっており、欧米のようにわが国も共同親権制度を取っていたら前妻は自殺しなかったかもと思うからだ。もう一つは、本紙既報のように、新型コロナ対策のために営業時間の短縮命令を受けたことに対し、「グローバルダイニング」(7625。東証2部)がこの3月、東京都を提訴したが、その裏に相手弁護士・倉持麟太郎氏(38)だけでなく、山尾氏もいるとの情報があるからだ。