アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<新連載>『わが国の親権問題を考える』第4回「橋本棋士も告発。子ども連れ去りは誘拐、犯罪だ!」

プロ棋士・橋本崇載八段(38)の引退が、話題を集めている。
その背景には、妻に、まだ2歳にもならない息子を連れ去られたことがあったようだ。
連れ去られたのは1年半ほど前。橋本氏、息子に大変愛情を注いでいたようで、連れ去られたショックから精神的に不安定になり、体重が激減。昨年秋からは対局さえできなくなり休養に追い込まれていた。そこに持って来て、離婚を巡っても揉めるなか、今年1月、妻側から将棋連盟に給与差押えの通知が来るに及び、引退を決意したようだ。そして、今後は橋本氏、息子を取り戻すことに専念すると共に、子ども連れ去り=誘拐の違法性を世に広く問うて行くという。
この橋本氏のケース、妻との間でどんなトラブルがあったかは不明だが、本人によれば、これという重大な理由はない(浮気も暴力もしてない)という(*橋本氏が主張するユーチューブ映像はこちら。写真は同映像より)。
今回紹介する歯科医師の具体的なケースも、まだ幼い息子(+小5の娘)を連れ去られたケース。しかも話を聞く限り夫側にこれという問題はなく、しかも、このケースでも離婚については揉めているが、連れ去られた後、この歯科医は「婚姻費用」(連れ去った子ども分も含めた妻側の生活費を意味する。まだ離婚は設立しておらず、その場合、生活費を稼いでいる方が他の家族の面倒を見る義務があるとしてこういう法的用語になっているようだ)をキチンと支払い続けているにも拘わらず、最愛の2人のわが子に会えないでいるという。なぜか?

夫・鈴木二也 51歳
鹿児島県生まれ。同在住。
2008年結婚。13年に息子誕生。
妻は専業主婦。ところが、当初から家事はキチンとせず、朝起きて来ないこともあった。それは子どもが生まれてからも同様。
そこに持って来て、18年に入り、経営する歯科医院の3名のベテラン女性スタッフの内2人が立て続けに重病で働けなくなり、病院が潰れるかも知れないという事態に。ところがそんな状況下で鈴木氏が超忙しいのに妻は以前通りで、鈴木氏がゴミ出しし、子どもを風呂に入れ寝かしつけもしていた。加えて、物欲の強い妻はそんな渦中も「あれを買ってよ!」とねだる有様。それで鈴木氏が「専業主婦なんだから少しは……」と愚痴をいうと、「モラハラだ!」、「高橋ジョージ(やはり子どもを連れ去られて話題に)!」といわれる。
挙句、19年8月の夏休み中、鈴木氏が自宅を一泊空けた日、「叔母の家に子どもを連れて遊びに行く」を口実に2人の子どもを連れ去り。数日後、弁護士から「離婚」と「婚姻費用」の調停申し立ての書類が届き、以後、すべて弁護士を通してくれと。
これに対し、鈴木氏は子どもとの「面会交流」調停申し立て。息子だけは連れ去られて約10カ月後、ようやく月2回会えるようになった。そして、息子との話をヒントに探偵を雇い、自宅から約30㌔離れた賃貸マンションに妻と子ども2人は住んでいることを突き止める。
一方、婚姻費用調停は鈴木氏は月28万円の支払いを約束し、以降、ずっと実行。離婚調停の方は当時は子どもとまったく話さえできない状況のなか進められないとの鈴木氏の言い分が通り不調に。現在、離婚裁判になっているが、昨年11月から調停で決めたにも拘わらず息子との面会もさせてくれなくなり、鈴木氏は面会交流の裁判を提起したという。

〇鈴木氏が特に主張したいこと

・なぜ、裁判官は連れ去った妻側の意見に従うのか?
・連れ去り、子どもとの面会交流拒否を指南する悪徳弁護士
・一日も早く、わが国も「共同親権」に法改正を!

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