現在発売中の『文藝春秋』に、仮想通貨詐欺の10ページの記事が掲載されている。
この手の詐欺師は情報商材屋から転身した者が多いが、そのなかで最も悪名高いのが「泉忠司」(49)なる人物だとして、記事タイトル部分にその泉氏の顔写真まで貼り付けている(冒頭写真)。月刊の文藝春秋としては珍しい告発記事といっていいだろう。
本紙がこの記事をわざわざ紹介することにしたのは、その泉氏関連の投資トラブルとして最も有名なのが、フィリピンを舞台にした仮想通貨「ノアコイン」だとしてその手口が紹介されているのが第一の理由。
なぜなら、本紙はこのノアコインのことを17年8月から何度か取り上げているからだ。