本紙では2月18日、女性蔑視発言で森喜朗元首相が公益財団法人「東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会」の会長を2月12日に辞任したものの、その後もスポーツ界において自分の権力と利権を維持すべく、特に「日本スポーツレガシーコミッション」なる一般財団法人の最高顧問ポストに固執しているという情報を紹介している。
実際、東京五輪が開催され剰余金が出た場合、この団体にその剰余金が譲渡されるのではないかと、2月15日の衆議院予算委員会で、立憲民主党の斉木武志衆議院議員が約20分に渡り質問したことも紹介している。
ところが、2月22日に発売になったこの『週刊朝日』のワイド特集の記事(冒頭写真)によれば、すでに森元首相はこの最高顧問を辞しているという。
どういうことか?