昨年12月16日に(1)を報じたこの件、被害者商社は来週にも告訴状を出すそうで、コロナ禍にかこつけた悪質な内容といい(被害者商社は、医療用マスクもたいへん品薄のなか、某県の要請で薄利を承知で買い付けに動く)、事件化は必至だろう。
(1)で、その医療用マスクを仕入れられるということで、被害者商社が正確には2億6000万円を振り込んだ相手先医療法人社団や、同法人理事長で、同法人経営のクリニック院長を兼務する超大手病院元部長の名前を明かさなかったのは、被害会社はこれだけ大きな詐欺被害に会ったところ、相手クリニックの名前が出ることで被害者商社の取引金融機関に詐欺被害に会ったことがわかり、経営難を見越して融資を引き上げられるなどの懸念があるので、資金確保を万全にするまで待ってくれという被害者側の要請あってのことだった。
だが、もう大丈夫とのことなので、以下にその法人や理事長名などを明かす。
なお、この間、これだけ大きな被害に会いながらも、被害者商社は別のルートを必死で捜し、依頼通りの医療用マスク納入を完了したという。
また、重要詐欺疑惑のある相手医療法人側だが、被害者側が同クリニックを訪ねると逆に営業妨害などといって警察を呼び、暴言を吐き、その後は連絡を絶ち、謝罪も補償の話も一切して来ないとのこと。
それで被害者商社は告訴に踏み切ったという。