通称「松浦大助グループ」が関っているということで、当局も力を入れて捜査していたあの「ストリーム」相場操縦事件。
側近とされる松浦正親被告(別件の「青山メインランド」社長恐喝事件で公判中)も不起訴となり、起訴されたのは3人だけ。それも内2人は大助グループ側とは面識がないといってもいい株式ブローカー。唯一、関連があるのが佐戸康高被告なのだ。
本紙では一時ウッチしていたが、佐戸被告に触れているのは19年12月、衆議院議員の秋元司被告に関連してが最後になっていた。
関係者によれば、その佐戸被告、一貫して無罪を主張しており、20年3月31日にあった一審判決は執行猶予付だったものの、控訴し、昨1月26日に東京高裁で初公判があったという。