アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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先に結論ありきか――安倍前首相の「桜」疑惑、事情聴取前から不起訴!?

冒頭に抱げたように、昨19日の「毎日」1面には「安倍前首相不起訴へ」の大見出しが。
だが、12月初め、東京地検特捜部は安倍晋三前首相に事情聴取を要請しているとの報道が一斉にされており、そして未だ事情聴取はしていない。
本人に事情を聞かずして、なぜ、すでに不起訴と決まっているのか? これでは、今回の「桜を見る会」前夜祭の会費補填を巡る疑惑、最初から不起訴の結論ありきで、かたちだけの捜査といわれても仕方ないのではないか。どこが「検察の覚悟表れ」(=「日刊スポーツ」記事=下右写真)なのか?
もっとも、本紙既報のように、ここに来ての捜査は、菅義偉首相の“安倍切り”の結果で、それも公選法違反でやると、菅首相自身の過去の補填を否定した発言のダメージが大きくなるから、最低限の政治資金規正法違反(不記載)での秘書の略式起訴で十分という結論になったと理解すれば納得行くというものだ。
この「毎日」記事の前日、18日正午前のニュース番組で、「テレ朝」は「安倍前首相が東京地検特捜部の事情聴取に応じた」と報じたが、同日夜のニュース番組で、「誤報」だったと謝罪している。まさか「毎日」、この誤報に触発され、先に結論ありきの「不起訴」をフライング報道したわけではあるまい。
では、この略式起訴される者だが、「公設第1秘書」=配川博之氏に関しては本紙で早くから報じているが、先の「毎日」記事でも記されている「公設第1秘書ら」の“ら”とは誰なのか?

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