アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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情報隠しか――米カリフォルニアで墜落のF35Bステルス戦闘機は、岩国基地配備機

米海兵隊所属のステルス戦闘機F35Bが、9月30日午前8時ごろ(日本時間)、米カリフォルニア州で空中給油訓練中にKC130空中給油機と接触して墜落した。
墜落機のパイロットは脱出。治療を受けているが命に別状はないという。
このF35B、わが国では海上自衛隊と米海兵隊が共同使用する「岩国基地」(冒頭写真。山口県岩国市)に2017年から16基常駐配備されている。
そのため、防衛省から情報が入った岩国基地を抱える山口県は、同日中にこの墜落の事実を発表。それと共に県、岩国市などは岩国基地に対し、速やかな情報提供や安全対策などを要請している。
これだけ見れば、墜落情報はひじょうに迅速に公開されているように思われる。
だが、大手新聞の報道(西部や山口県版)を見ると不可解な事実がある。
例えば、10月1日の「朝日」(山口県版)にはこんな記載が。
「現地の報道によると、墜落機は岩国基地所属との情報もあり、防衛省が確認している」。
だが、この本紙記事を出す10月6日夜現在も、「朝日」も他の新聞など大手マスコミを検索してもこの確認結果は報じられていない。
これだけの確認に5日も要するとは思えない。
わが国政府がこの点につき、情報隠しをしているということはないのか?

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