アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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西五反田・地面師詐欺事件ーー旅館解体され、「旭化成」子会社がマンション建設へ

大手住宅メーカー「積水ハウス」(1928。東証1部。大阪市北区)が55億円以上もの被害を出したことから注目を浴びた地面師詐欺事件ーー6月10日には、同事件の主犯格の一人、カミンスカス(旧姓・小山)操被告に対する一審判決があり、東京地裁で懲役11年が言い渡されたのはご存じの通り(求刑は14年。なお、もう一人の主犯格・土井淑雄被告には5月29日に同11年がいい渡されている。求刑も同じ14年)。
そんななか、読者から、詐欺の舞台になった東京・西五反田の旅館「海喜館」跡地現場を、「旭化成」(3407。東証1部。東京都千代田区)の子会社が購入し、すでにマンション建設工事が始まっているとの情報が入って来たので12日に現場を覗いて来た(冒頭左写真は解体前、同右は現在)。
結論をいえば、解体工事中で、すでに建物はすべて取り壊され、造成工事中の様子だった。マンション建設はまだ先の話。
それにしても、現場を見て改めて魅力的な物件だと思った。
JR山手線「五反田駅」前の桜田通りから徒歩数分、目黒川を渡ったすぐ右手という近さに加え、静かで、しかも約600坪の広さ。そして無抵当で地上げの必要もない。

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