アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「天国から地獄。秋元康がコロナ相場で大ピンチ」 (『週刊新潮』5月21日発売号)

『週刊新潮』の「マネ―欄」(2P)といえば、事情通の間でも注目される経済ネタが多いが、いま発売中の号では、アイドルグループ「SKE48」など軸の総合エンタメ企業「KeyHolder」(以下、キーホルダー略。4712。JQ。東京都港区)が発行、秋元康兄弟が引き受けた“特殊”な新株予約権(行使価格は125円)のことが取り上げられている。
この割り当て自体は18年6月に行われたものだが、今年2月28日、コロナ自粛でSKEの劇場公演が中止になったこともあり、キーホルダーの株価が62・5円以下になったからだ。
この新株予約券が“特殊”というのは、普通、引き受け手は行使価格を上回った時だけ権利行使し儲けられる点が魅力で引き受けているのだが、秋元兄弟が引き受けるにあたっては、株価が行使価格の半値以下に一度でもなれば、行使期限までにその引き受け権利をすべて行使しなければならないというとんでもないマイナスの「強制行使条項」が付いており、秋元兄弟にこの条項が適用されることになったからだ。
実は本紙は新潮に先立ち、このことを5月5日に配信した記事で触れている。

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