大阪府警捜査4課が「敬天新聞社」(埼玉県戸田市)の白倉康夫社主(68)ら3人を恐喝容疑で逮捕したこの事件、勾留期限(18日の模様)が迫るなか、追加情報が入って来たので報告する。
本紙では前回、この件では被害者と思われることから、有料部分でしか6000万円取られた方の名前は記してなかったが、関係者によれば、本紙がウッチしている「青山メインランド」西原社長に対する恐喝事件のように、被害者側にも公にしたくない理由があったことから少なくとも当初は自らが仲介者にカネを払って仲介をお願いしたのだという(ただし、この白倉容疑者のケースでは記事は出ておらず、「質問状」が出されていた段階)。
しかも、この被害者側には法律にも抵触するいろんな不正疑惑があった模様。しかも「質問状」が出された昨年5月ごろといえば、まだ不正疑惑は表面化していなかった。だからこそ、6000万円もの巨額を支払ったという。
誤解のないように断っておくが、だからといって脅していいわけがなく、恐喝が事実なら白倉容疑者らは逮捕・起訴されて当然だが、その被害者側を明かすと、本紙既報のように療養費(治療費)の不正請求疑惑が出ている整骨院グループ「ギオン」(大阪市)の中島修一代表のことだ。