大手マスコミ既報のように、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業への参入を巡る汚職事件で、東京地検特捜部は2月3日、秋元司衆議院議員(48)を追起訴した。
これで1回目の起訴分(370万円)と合わせ、賄賂額は計760万円になる。
今回賄賂分は2017年9月、沖縄県那覇市で開催されたIR関連シンポジウムにおける講演料名目の200万円、それに同年12月の「500ドットコム」本社(中国深セン市)への旅費やマカオでのカジノのチップ代など約185万円の計約385万円。
なお、秋元議員はこの追起訴内容を全面否認しているという。
こうしたなか、本紙の元に昨年12月下旬、ある資金元が恐喝容疑で逮捕されていたとの情報が入って来たのでついでに報告しておく。
そう、秋元議員といえば、「東レ」(3402。東証1部)の日覺昭廣社長に闇金業者の代理で電話した疑惑が出ていたことは本紙でも既報の通り。
1月に東レ絡みで逮捕との情報が入った際には、いよいよ東レが警視庁に相談しているという水処理システム事業部のF元部長が逮捕されたのかと思ったらそうではなかった。