アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(758)「秋元司議員とパチンコ業界+秋元康+仕手」

 秋元司衆議院議員と中国企業とのIR疑惑についてはアクセスジャーナル本編や大手マスコミが報じているので省略する。
過去にもこの連載コーナーで書いたと思うが、筆者は10数年前、秋元司議員の公設秘書とあるところでお会いしている。その後、秋元議員の政治パーティーにも参加した。
今回の中国企業との関係はまったく知らなかったが、12月26日、東京地検特捜部が東京都内の大手パチンコチェーン会社を関係先として家宅捜索した(秋元議員の元秘書が代表を務めるA社とコンサル契約を結んでいた関係から)と聞いて「なるほど」と感じた。
秋元議員は元々、小林興起元代議士の秘書をやっていた。小林元代議士といえばパチンコ業界とのつながりは有名だった。
郵政民営化で当時の小泉純一郎政権に造反したところ、05年9月の衆議院選挙(東京都10区)で小池百合子現都知事を刺客に出され落選。09年8月の衆議院選挙で民主党(当時)から出て1度は返り咲く(比例東京ブロック)もその後はずっと浪人生活を余儀なくされている。
これに対し、すでに小林代議士(当時)秘書を経て04年7月、参議院議員になっていた秋元議員は05年の郵政民営化法案に小林代議士に倣って反対票を投じ自民党より党役職停止1年(執行猶予2年)の処分を受けるも、小林代議士が刺客を放たれ落選したことを見て豹変し「改革」を叫ぶ。そして10年7月の参議院選で自民党公認を得るも落選。だが、その後は衆議院選(東京都15区=江東区)に鞍替えし3選(ただし1、2回目は比例復活)。

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