アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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千葉県「了徳寺大学」用地転売疑惑で名前が浮上した2人の大物議員

 千葉県浦安市に都市再生機構(UR)が所有していた約3万3700平方Mの土地が、健康科学部(理学療法学科、整復医療・トレーナー学科、看護学科)単独の「了徳寺大学」(浦安市明海)側に売却されたのは2015年6月のことだった。
同大学は06年に同地に開校。その前の04年から同大学が同地を借りていた経緯から売却となった。
それだけなら、公的性格が強い大学への払い下げということで問題にならなったのだが、正確には了徳寺大学と、同グループの「了徳寺学園」(東京都墨田区)に約半分づつ売却。そして、了徳寺学園の方の土地は同日付で2つの不動産会社に転売、さらに数カ月後に共にホテル会社に転売された。また、了徳寺大学の方の土地も1年後に一部がやはり不動産会社に転売された。東京ディスニーランドに近く、ホテル新設が多い場所なのだ。
要するに、URが払い下げた約3万3700平方Mの内の約6割がまったくの民間業者に叩き売られ、了徳寺大学側は69億円で購入したが、一瞬にして30億円ほど儲けたことに。
大学側の言い分は、転売地には関連施設を建設する計画があったが中止になったため、必要な土地だけ購入したかったが、UR側に一括売却といわれたので転売せざるを得なかったと。だが、地元の浦安市は払い下げ後もすべて学校用地として使うように要望していたとして激怒。「不当」だとして売却解除を求めると当時の市長は公言。
このため、この問題、16年7月にはNHK、「朝日」、「毎日」では取り上げられた。
だが、その後、結局、市も黙認したようで、大手マスコミの追加報道も一切なく今日に至っている。
ところが、ここに来て、2人の大物政治家の名前が浮上し、こんな観測が流れている。

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