アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「ソニー」の信用を悪用か――「ジャスミー」の仮想通貨詐欺疑惑(3)

ソニーの元社長と幹部が設立した「ジャスミー」(東京都港区)。しかも、そのジャスミーが掲げる事業コンセプトが、ネットワークサービスの多くがGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)などに代表される巨大な企業が独占するなか、そのデータ主権を我々生活者の手に取り戻した「ジャスミー IoTプラットフォーム」を展開すると、何とも魅力的だったこともあり、仮想通貨の名を借りたかなりの被害が出ていると思われることから、今年8月27日8月31日と報じたこの疑惑、追加情報が入ったので報告する。
本紙が注目しているのは、ジャスミーが7月16日、同社HPに、「近時、当社の名を語って仮想通貨を販売する者がいると問い合わせがあるが、当社は一切関係ありません」旨の注意喚起IRを出した件ではない。
時価総額ではビットコインに継いで2位の仮想通貨「イーサリアム」(EHT)のかたちで、5億円ともいわれる借入れを行っている(仮想通貨消費貸借契約)と見られる件だ。
この借入人、2回目記事ではB社に止めていたが、

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