本紙で何度も疑惑を報じている社団法人「日米平和・文化交流協会」常務理事の秋山直紀氏に対し、山田洋行が、神戸製鋼所から福岡県苅田町で発見された旧陸軍毒ガス弾処理関連の下請け仕事を得た「事業協力費」として約90万ドル(当時のレートで約1億円)の謝礼を払っているとする文書を入手したと「朝日新聞」が報じたのは11月30日のことだった(写真。ただし、神戸製鋼の社名は伏せていた)。
同記事では、同文書には、山田洋行は、さらに神戸製鋼から別の仕事も受注すべく、秋山氏に手数料を支払ったとの記入があると述べているが、具体的には一切明かされていない。
本紙はこの詳細を掴んだので、以下、報告する。