アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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青森県黒石市の純金こけしを2億円で落札した企業の正体

 青森県黒石市は11月30日、財政難から、竹下内閣時代、「ふるさと創生事業費」で購入した1億円の純金こけし(横写真。時価約1億7000万円)を、一緒に購入した純銀こけし(時価約160万円)と共に売却した。
その売却は一般競争入札で同日、行われたが、1件の応募しかなく、約2億円を提示(最低落札価格は1億9000万円)した健康食品会社「ジャパンヘルスサミット」(JHS。本社・宮城県仙台市)が落札した。
大手マスコミは、この事実だけを小さく報じているが、実はこのJHS、過去、カニの甲羅などに含まれるキチン・キトサン入り健康食品をマルチまがい商法で販売、その際、「がんに効く」といったオーバー・トークも行われ、94年7月には宮城・神奈川県警の合同捜査本部が150名体制で強制捜索、当時はオーナーで前社長だった島川隆哉社長は翌95年1月には逮捕されている。
(下写真=左は『噂の真相』96年1月号、右は『財界展望』98年2月号記事)

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