アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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無認可共済「全養祉」が、入居高齢者財産状況把握という奇っ怪な行動

“無認可共済”の「全国養護福祉会(全養祉)」(本社・東京都新宿区。写真)の動向が注目されている。
保険業法改正により、08年3月末までに“無認可共済”は特定保険業者ないし少額短期保険(少短)業者にならなければ廃業を余儀なくされる。
 ところが、これまで誰から監督を受けなくても資金を集められた“無認可共済”のなかには、集めたカネをいい加減に使ったり、募集でマルチまがい方式を採用するなど問題があると思われるところが多く、全養祉もその例外ではない(横写真は共加入用パンフレット)。
となれば、審査が簡単とされる少短への登録も困難で(そもそも最低半年の審査を要するのに、全養祉は未だ申請すらしていない)、結果、加入者向け有料老人ホームで生活する高齢者が路頭に迷うこともあり得る。
その全養祉で、奇っ怪な動きがあることを本紙はキャッチした。

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