アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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倒産した未公開株詐欺疑惑企業の背後に蠢く事件屋、暴力団

 今年6月、「イー・ステージ」(東京都文京区)というIT系ベンチャー企業が債務整理に入り、事実上、倒産した。
企業信用調査会社によれば、同社は教育用ソフト販売を目的に創業され、最近は通信制の「つくば開成高校」(茨城県牛久市)が同社の開発したネット授業などの総合運用システムを採用。また、あのアパホテル(元谷芙美子社長)と提携して日本初となるエレベータ内液晶広告を展開するなどとブチ上げ話題をさらったこともあった。
 06年3月期には年商約14億円をあげていたが、上記したような事業に伴うシステム開発費などの先行投資負担から財務が逼迫、資金調達も厳しく、今回の債務整理に至ったという。
ところがこのイー・ステージ、今年10月には上場するとして、債務整理直前まで同社株を販売。複数の未公開株販売会社も扱っており、販売価格は一株35万程度だったというから詐欺罪に抵触する可能性すらあるのではないか。
本紙がこの企業に注目するのは、第一に、この会社の背後に、本紙・山岡が連載している会員制情報誌『ベルダ』で2度に渡り取り上げた(写真記事はその2回目。この10月31日発売分。記事2~3頁は以下に掲載)「市田康介」(写真)なる「黒幕」(詐欺師)が関係していたと思われるからだ。

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