アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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ついに飛び出した山田洋行「献金リスト」に載っていた政治家12名

1週間ほど前から、永田町界隈で山田洋行作成の「献金リスト」なるものが出回っているとして話題になっている。  本紙はそのリストを入手した。  このリストが信ぴょう性が高いと思われるのは、単に政治家などの名前が記されているのではなく、山田洋行が「寄付金」のかたちで銀行振込をしたものをまとめた内部資料と推測されるから。  このコピーには摘要(振込先)や金額はもちろん、日付、伝票番号などまで記されており(写真参照のこと)、2002年度から05年度までのものが載っている。  山田洋行の政治献金といえば、すでに民主党の小沢一郎代表にも計600万円されていたことが明らかになり、小沢氏は返還しているが、その報道では一部は小沢氏の地元の民主党岩手県第4支部になされていたことがわかっており、今回のリストの記述とも一致する(06年度の50万円のみ。前述の写真参照のこと。久間元防衛相にも10万円、献金されていたことがわかる)。  ただし、既報道では同支部には00年度から毎年献金されていたはずで、このリストは意図的に一部を省いている可能性が高く( 久間章生元防衛相はわずか10万円のみなど)、その点は留意して見なければならないだろう。  それでも、防衛族議員を中心に12名もの名前が登場しており、それはそれで実に興味深い。  一説では、捜査を混乱させるために山田洋行や秋山直紀氏サイドが流しているとの見方もあるが、誰が、何を目的に流しているのかは不明だ。  以下、このリストのデータを計算し、総額の多い政治家順に並べて見た。(なお、議員は現在、落選している者も含む) (1)田村秀昭  200万円 (2)小沢一郎   50万円 (3)東祥三    44万円 (4)下地幹郎   40万円 (4)村上誠一郎  40万円 (6)玉澤徳一郎  20万円 (6)野呂田芳成  20万円 (6)麻生太郎   20万円 (6)岸信夫    20万円 (6)藤島正之   20万円 (11)久間章生   10万円 (11) 小渕優子   10万円  少し解説を加えておくと、田村氏は今年参議院議員を高齢のために退いた防衛庁OB(元空将)。  小沢氏、玉澤氏、野呂田氏、久間氏はいずれも防衛庁長官(防衛相)を経験した防衛族。 藤島氏は防衛庁OB。官房長まで務め、自由党から当選したが現在は浪人中。  東氏も落選中だが、旧公明党にあって国際通で知られ、細川内閣では外務政務次官を務めた。その後、小沢シンパとして自由党から出ていた。  下地氏は沖縄1区選出の代議士で、普天間基地移設、グアムへの海兵隊引き上げに関する利権などで影響力を持っているとされる。  麻生氏、岸氏(安倍晋三前首相と兄弟)、小渕氏に対しては直接、防衛省に関係なくても自民党有力者やその2世の世話もしておこうということか。  その他、議員ではないが、例の防衛利権のフィクサーといわれる秋山氏にも「安全保障フォーラム」名義で30万円、それから防衛省OBの関肇氏にも100万円振り込まれていた。関氏は防衛医大副校長、仙台防衛施設局長などを務め、2004年の参議院選挙で自民党比例区から出馬したが落選している。…

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