アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

普天間基地移設先ーー名護市幹部も関わる投資詐欺疑惑(複数の国会議員の名も)

今年5月下旬、高利を謳って資金集めをしていた「コアラの會」(沖縄県中頭郡北谷町)なる任意団体が事実上、破綻した。 コアラ(上左写真)のえさとなる貴重なユーカリ葉(上右写真)を本土の動物園に納入することが決まっているとして、年利34%を謳い、判明しているだけで沖縄県民約200名から20億円近くを集めていた。だが、わずか2カ月ほどで破綻。すでに被害者の一部が「被害者の会」(沖縄市)を設立。県は出資法違反の疑いもあるとして調査している。 関心が向くのは、この任意団体は国や県の補助金も受けている企業組合と一体の関係にあり、その代表や理事に、名護市幹部親族が就いている事実。 名護市といえば、米軍普天間基地の移設先(横写真)だが、辺野古の場所を巡って国側と地元で対立。そのなかで、守屋武昌防衛事務次官と小池百合子防衛相(共に当時)のバトルに発展し、守屋氏の証人喚問などさまざまな問題がいま浮上しているのはご存知の通り。 さて、その企業組合とは「沖縄ユーカリファーム」。まさに「コアラの會」が謳っていたユーカリの葉を栽培する事業を行っており、その供給源。 そして、その代表理事は名護市市長(上写真の黄色マーカー囲みの人物)の次男妻という関係にある。また、同理事には市長と親戚関係にある市議も名を連ねている。 さらに、国会議員の名前が出るのは、この企業組合に補助金が交付される経緯に関して。 同企業組合は約2年前に設立され、05年、06年と計1億3800万円の交付を受けている。 「地元の白保台一前代議士(公明党)が、中央の公明党幹部でもある北側一雄代議士(横写真)を繋いだ。北側氏は当時、国土交通大臣で、北側氏の指示で、当時、副大臣だった岩井国臣代議士(自民・津島派)が沖縄まで来て企業組合の工場を見学。その際、手厚い接待を受けてもいます」(地元事情通) 不可解なのは、補助金対象となる生産機械は今年になってやっと完成した状態であるにも拘わらず、補助金が交付された事実。 「実際に国や県の補助金を振り込んだのは、地元の名護市産業部なのですが、ここの部長は、名護市の“陰の市長”とも呼ばれる副市長・末松文信氏と親戚関係なんです」(同) この末松副市長には、名護市発注の北部振興開発費対象の「産業支援センター」工事などを巡り、官製談合疑惑も出ており、県警も動いていることは、本紙・山岡が『週刊朝日』ですでに触れている。 (一番下写真の新聞記事は、「沖縄タイムス」2007年8月26日)…

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