アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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証人喚問ーー守屋武昌前次官が脅しのサインを送った政治家の正体

 本日、午後1時から2時間半に渡り、衆院テロ防止・イラク支援特別委員会で守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問が行われた。  予想通り、守屋氏は接待については認めたものの、便宜供与については完全否定。あれだけ大新聞が連日大騒ぎしても、かつてのリクルート事件の時のように「山田洋行」や「日本ミライズ」の株をもらっているなど、確とした証拠があってのことではない(質問自体はひと言あったが、何株が、山田洋行の子会社○○からといった具体性も何もないので、ひと言「ございません」と言われて終わりに)ので、鋭く攻められないのも無理はない。  そういう意味では、見るに乏しい喚問だったが、本紙は6番目に立った赤嶺政賢(共産党)委員に対する答弁に、もっとも注目すべき点があったと思う。  赤嶺委員が、接待をした相手である山田洋行元専務と国会議員と一緒に会食した際の、その議員に関して質問責めした部分だ。  互いの質問・回答が噛み合わなかった部分が何カ所もあったと思われるので、結論だけを要約すると守屋氏はこう証言しているようだ。 (1)自分がまだ現役次官だった2005年か06年に、元専務と自分と一人の政治家(他に一般企業人がいた可能性はある)と飲食を共にしたことが各々一度ある。 (2)この2人の政治家の一人は防衛庁長官(防衛大臣ではない)経験者だったと思う。 (3)名前は時期がハッキリしないので、迷惑がかかるといけないので言えない。  これは何を意味するのか?  元専務と親しいことが良く知られている政治家といえば、久間元防衛庁長官(防衛大臣も経験)と田村秀昭元参議院議員(元空将)。  だが、守屋氏と元専務は接待を頻繁にされ、する関係だったことを思うと、その大切な政治家の正体をわざわざバラスだろうか。  ところが、守屋氏はわざわざ「長官経験者」と特定来出るような発言を自ら行った(久間氏が2度目の防衛大臣に就任したのは今年に入って。その途中で省に格上げになり大臣に)。常識的には、それは久間氏しかあり得ない。  だが、名前までは明かさず、最後に赤嶺委員はそれは「答弁拒否に当たることではないか」と怒りを露わにしていた。  そもそも、守屋氏自身も久間氏とは長らく悪い関係ではなかったと言われる。  ところが、今回の一連の“騒動”の元になった小池百合子防衛相(当時)の“守屋切り”の背後に久間氏がおり、また山田洋行サイドにも久間氏が付いていると見られるなか、いまは元専務共々憎っくきその久間氏に対し、「俺がもし知っていることをバラしたら、どうなるかわかっているのか?」と暗に久間氏を恫喝したと見ることができるのではないか(なお、質問に立った赤嶺委員の出身は沖縄。基地問題にも精通している)。  実際、本紙は守屋氏が握っていると思われる大疑惑の一つについては推測が立つ。  が、それについてはより完全な裏付けをした上で報告したい。…

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