アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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ウィン社VSアルゼーーネバダ地裁、 岡田和生会長の請求退ける(本紙続報も)

 パチスロ大手「ユニバーサルエンターテインメント」(旧名アルゼ。6425。JQ)の岡田和生会長(冒頭写真)が、米カジノ運営会社「ウィン・リゾーツ」の2500万株相当(約20%)の投票権を認めるように求めていた訴訟で、10月2日、米ネバダ地裁は岡田氏の請求を退けた。
ウィン社の筆頭株主にアルゼがなり、また、岡田氏がウィン社副社長に就くように、岡田氏と、ウィン社を率いるスティーヴ・ウィン氏(下写真右人物。左は岡田氏)は2000年以来パートナーの関係にあった。だが、今年始めから訴訟合戦になっているように、両者の関係は決裂している。
 その契機になった直接の動きとは、ウィン側が、岡田氏は「不適格者」とのレッテルを貼り、アルゼの所有するウィン社の全株式を強制的に買戻しする手続きを行ったことだった。
これに対し、岡田氏は今年3月12日、自分は不適格者でもなければ、ウィン社の買い取り額は時価より約3割も安いとして反訴。また8月28日には名誉または信用毀損等の損害を被ったとして岡田氏やアルゼは東京地裁に提訴していた。
本紙ではアルゼのIRが出てからと思っていたため、報じるのが遅くなってしまった(いま現在もIRは出ていない)。

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