アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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大王製紙・井川前会長と、ツタンカーメン展人脈との意外な接点

 本日(10月10日)、東京地裁で総合製紙3位、「大王製紙」(東京都中央区。3880。東証1部)の井川意高前会長(48)の判決があり、懲役4年の実刑判決が言い渡された(即日控訴)。
井川被告はカジノにのめり込み、それで作った負債返済などのため、取締役会の承認を経ずに、大王製紙の連結子会社計7社から無担保で計約55億円を借り入れた。それが会社法違反(特別背任)に問われたものだ。
井川被告は起訴内容を全面的に認め、また今年8月までに全額返済し、執行猶予付き判決を求めていた。しかし、判決は「背任の程度は大きく、悪質」として、「実刑に処するのが相当だ」と結論付けた。
ところで、その井川被告と、本紙が名誉毀損で提訴されている、フジTV主催のツタンカーメン展のファンドで計6億円集めたA社(実際にファンド募集をしたのは傘下のB社)との間には浅からぬ接点があることは一般には知られていない。

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